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今帰仁そば

受け継がれる名店の味

日本一との呼び声も高い沖縄そばの名店「今帰仁そば」さん。沖縄北部、今帰仁村までは那覇から高速道路を使い1時間半ほどで着きます。
2024年の夏に突然閉店されましたが、大ファンの方がクラウドファンディングで資金を集め、秘伝のレシピとともにお店を受け継ぎ、2025年2月に復活。
今帰仁村は美ら海水族館(本部町)に近く、世界遺産 今帰仁城跡があり、ジャングリアの開業予定地としても注目のエリアです。

厨房を改修したり外のテーブル席を増設したりして、待ち時間の解消を図られたそう。この日は平日の午前11時15分の訪問で、すんなり席に着けました。
駐車場は敷地内に数台分ありましたが、徒歩ですぐの第2駐車場(沖縄県国頭郡今帰仁村兼次127)はとても広くて、駐車に困らないのが嬉しいポイント。
それでもやはり人気店。日によっては食事までに1時間近く待つこともあるようなので、平日の開店(午前11時)直後が狙い目です。

軟骨ソーキと三枚肉入り今帰仁そばに、じゅーしー、黒糖プリン付きの「ミックスそばセット(1,400円)」と「炙り塩味三枚肉そば(950円)」を注文。

あぐー豚と鰹節がベースのスープはかなりあっさりで、最後まで飲み干せる一杯。オリジナルの特製麺はもちっとして、ほのかな甘みがあります。

じっくり柔らかく煮込まれたホロホロの軟骨ソーキ、炙られて香りの立ったトロトロの三枚肉、どちらもとても美味しくて、ミックスはおすすめです。

じゅーしーは椎茸や昆布の香りがしっかりとしていて、お米はしっとりパラパラ。黒糖とミルクの甘みが絶妙な大人気のとろけるプリンも絶品でした。

オーナーの変更により口コミは賛否あるようですが、クラウドファンディングを見ると、今帰仁そばを愛し、地元の方々を大切に想っている新オーナーの「自分の人生を一生懸命に生きていく姿を届けたい。そして、あなたもあなたの人生を生きたいように生きたらいい」というメッセージが胸に響きます。
うまく言えない、漠然とだけど、今の生き方は何か違う。「もっと自分らしく生きたい」と思っている人は多いのではないでしょうか?
自分らしくって何だろう?明確には答えられないけど、自分らしく生きたいと思う。だから、自分らしく生きているという人の言葉が届くのでしょうね。
私も答えを探しています。自分らしさを見つけるため、日々暮らす中で「したいことをする」「楽しいことをする」を繰り返しているところ。
気づいたら自分らしく生きている日が来る。そう信じています。受け継がれた名店の味とオーナーの「自分らしく生きる」に触れに、また訪れたいです。

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